今日の昼過ぎ、某大手IT会社の営業担当の方から営業を受けたんですよ。
うちの会社は小さな会社なので、WEB関係の営業やらなんやらも、WEBデザイナーが引き受けます。
(っていうか、俺しかいねぇし)

用向きは、要するに、検索ワードサービスのお話でしたね。
御社にこういう用語はいかがでしょう、みたいな。
僕もね、IT業界の端くれとしてですよ、SEO的にそういうのにも載った方が有利だよな、
とは思ってるんですけどね、いかんせん、費用対効果が曖昧。
だって、僕自身、『検索結果』の方を重視しますから。

でも、きちんと的を得た提案なら僕だってカチンとはきません。
今作業中のプログラミングと、その他並行してやってる多くの作業の手を止められたって
文句は言いませんよ。

でもねぇ…いかにも、サイトすら見ていないようなそんな営業だったんです。


あ、営業に携わってる皆さん、勘違いしないでください。
別に、売り込みは死ね、とか言ってるわけじゃないんです。
凄く上手な営業だと、こっちも目から鱗がぼろぼろ落ちるし、検討する気にもなるわけです、
簡単に言うと、上手な営業は気持ち良い。
とはいえ、その場で即契約とか(権限的にも)まずあり得ないんですけど、
それでも、上に提言するくらいの感じにはなります。

今日の人はちょっと、若くて、鉄砲玉っぽくて、そして外れでしたねぇ。
どの辺に話の落としどころを作ろうか(後日資料を送付してください、とか、検討しますとか)
と考えながら話を聞いてたんですけど、話が…的外しすぎ。
聞いてるだけで、あぁ、こいつ、うちのサイトひとっつも見てねぇし。
この業界のこともひとっつもしらねぇし。
レコードと言えば、JAZZしかねぇと思ってるようなヤツだったんですよ。

言葉をとがらせつつ、何とか分かってくれんかと思ってたんですけどねぇ…
遂に、自信満々のまま、始めちゃいましたよ、自社製品の自慢を。
ひとっつも魅力的じゃない方法で。

仕方がないので、僕は完全に手を休めて、この業界の特徴と、近い業種との決定的な違い、
相手の売り込みのどこが的を得ていないか、
こちらが期待している提案はどのようなものか、
そもそも、こうしたことを前提として、費用対効果が見込めるという根拠はどこにあるのか、
そうしたものを、この若造、失礼、営業の方に説明しましたよ。
全くビジネスの流れが分からないようで、同じ内容を三回くらい言いましたよ。


返ってきた言葉は…
『じ、じゃあ、そのキーワードを全部登録すれば…』

あんたねぇ。
DANCEなんてキーワードで登録してごらんなさいよ、いくらかかるか分かんないよ?
で、だ、ニッチな業界がニッチなワード指定したとしよう、
それを検索するのはやっぱり、ニッチな人々だ、
ニッチな人々は、もう存在を知ってるわけですよ。
なぜそれが分からないか…


俺も大人にならなくちゃいけません。
こんな営業にムキになってるようではいけないんです。
にこやかに応対して、資料を送ってもらうように依頼して、その資料を一瞥してゴミ箱に捨てる、
それが正しい大人の姿では…
とにかくね、表立って敵を作っちゃいけません。

でも、やっちまいました。
いじめちゃいました。
だけど、営業掛ける相手のことって全く調べないんですか?
自分の発言が何故相手に笑われているか、分からなくて不安はないんでしょうか?
そんなんで、勝率上がります?
よく分かりませんけど。


せめて、いい気になってる俺に対して、営業のプロ的提案や指摘をして、
冷や水を浴びせてもらいたかった。
電話切った後、向こうも凹んでるかもしれないけど(契約取れそうにないってことで)
こっちだってグッタリですよ。

お互い、時間の無駄は止めておきましょ。